賃貸でペットを飼うための注意点と床対策とは?

猫や犬などのペットを飼う世帯は一般世帯だけでなく、単身世帯も多くなりました。一般社団法人 ペットフード協会によれば、2020年、2021年とコロナ以前の2019年よりもペットを新しく迎える家族が増加したとの結果が出ています。

これは、コロナ禍によりお家での時間が増え、ペットに癒しを求めたり、ペットを通じて家族のコミュニケーションを深めたいなどの気持ちから飼われる方が多いようです。kanaiの母体である金井畳店では、ペットと一緒に暮らしているので床材はどうしたら良いかなどのご相談を多く寄せられます。今回は、

  • これからペットを飼おうとしている方
  • ペットと暮らすために「ペット可物件」を探している方
  • 物件をお持ちで「ペット可物件」に変更されようとしているオーナーさん

に向け、「アパートやマンションでペットを飼うための注意点と床対策」をまとめたので紹介したいと思います。

ペット可のアパート・マンションで起こること

猫や犬を飼おうと思った場合、ペット可のアパートやマンションの賃貸物件を探し選び、内見、契約、引越の手順を踏んで、お目当てのペットを飼う流れが大半だと思います。
引越しも済んで、さあ、飼うぞ!となったときに、お目当てのペットを飼うことが出来なかった、あるいはペットを飼ったものの「こんなはずではなかった」との意見を聞くこともあります。

こういったことが起こるのはどうしてしょうか。

実はペットをアパートやマンションなど賃貸で飼う場合、抑えるべきちょっとしたポイントがあります。このちょっとしたポイントを抑えておくことで「こんなはずではなかった」を減らしていきましょう。

賃貸でペットを飼うには

賃貸情報でよく見かける「賃貸・ペット可」とは?

HOME’sによれば、「ペット可賃貸物件」には、「ペット相談可物件」・「ペット可物件」・「ペット同居型マンション」があるとされ、「ペット可」の物件と記載があった場合でも、「猫可・犬不可」・「犬不可・猫可」など物件によって条件はさまざま。こうした条件の理由は、

  • 犬が吠えるため、近隣の方に迷惑が掛かるので大型犬は控えたい。
  • 猫ちゃんが壁を爪とぎをするため補修費が掛かるので猫は控えたい。

など、オーナーさんの意向が組まれている場合がありますので、賃貸契約時には、必ず飼いたいペットが飼えるかどうかを不動産会社に確認を取りましょう。

ペット可の賃貸で気を付けるポイントとは?

「ペット可」のアパートやマンションを借りる時に気をつけるポイントを内見時、契約時、居住時、退去時の段階に分け、紹介をしていきます。

ペットを飼う際に気を付けるべきポイント

【内見時】

  • コンセントの位置

特に猫を飼われる方はコンセントの位置に気をつけましょう。
子猫は、永久歯に生え変わる時期、歯が痒くなんでも噛んでしまうことがあります。例えば、コンセントなどを噛んでしまい感電する可能性もあるため、コンセントが届かない位置にあるか、届いてしまう位置にあった場合、コンセント対策が必要でしょう。

  • クーラーの位置

盲点かもしれないですが、クーラーの位置も重要です。
ペットに直接、冷暖房が長時間あたってしまうと風邪や脱水になってしまうことがあります。内見時には、クーラーの位置も確認し、ペットにとって快適なお部屋のレイアウトも一緒に考えると良いでしょう。

  • 床の素材

床の素材?と思われた方もいるかもしれませんが、ここがとても重要になります。とくに、子犬・子猫、老犬・老猫を飼う際には注意が必要です。追いかけっこや遊んだり、ふいのジャンプが、すべって骨折を招いてしまう可能性があります。これは、成犬・成猫に比べ、子犬・子猫、老犬・老猫は骨が弱いことが関係しています。床の素材を確認し、フローリングの場合には、滑り対策を行うと良いでしょう。

【契約時】

  • 敷金・退去時の費用を確認

敷金や退去時の費用はどの程度まで補償があるのかを確認しましょう。ペット化賃貸の場合、一般的な賃貸物件よりも補修に費用がかかるため、賃料や敷金が割高ではあることが多いです。反対に「敷金なし」でも退去時に「補修費」がかかる場合があるので、チェックを忘れずに。

【居住時】

  • ペットと人が快適に暮らせる

ペットと人が快適に暮らせるようなお部屋づくりをすると良いでしょう。その場合、飼おうと思っているペットの性質や性格を理解し、お部屋づくりのレイアウトに活かすと良いでしょう。陽当たりの良い場所で飼い主さんと猫ちゃんがゴロン出来たら至福の時だと思います。

  • 部屋を綺麗に、衛生面にも心がける

部屋を綺麗に使用し、衛生面にも気を遣いましょう。子猫・子犬など(個体差はあるものの)トイレを覚えるまで粗相なども多いので、そういった場合にでも対応出来るようにしましょう。不衛生は病気の元になったり、ニオイの原因にもなるので気をつけましょう。

【退去時】

  • 退去時はなるべく入居時に戻す

これは、ペット可の賃貸に限ったことではないかもしれませんが、退去時には部屋を借りる前の綺麗な状態に戻すことを心掛けましょう。もちろん、住んでいれば経年劣化は避けられません。ですが、日頃から出来る対策をしておくことでも後々に補修費がかかってしまったなどを避けることが出来ます。

「賃貸・ペット可」物件での床対策

金井畳店はkanaiの母体となります。お客様から寄せられるご意見、実際にアパート・マンションの畳の張替え施工経験から「賃貸・ペット可」物件では床対策が重要ではないかと考えます。
その理由は、床対策は下記のようなメリットがあり、 後々の負担を軽減することが出来るからです。

  • ペットを怪我から守る
  • 日頃のお手入れがしやすい
  • 部屋(特に床)を傷つけないようにする

ペットと人が快適に暮らすためにも「床対策」考えてみてはいかがでしょうか。

    「賃貸・ペット可」物件に「ペット用置き畳」はいかがですか?

    ペットを飼うと、お世話など思った以上に大変だと思いますが、ペットが家族の一員として与えてくれる癒しもなんとも言えません。
    kanaiではペットと人が快適に暮らすを考えた置き畳をご紹介しております。特に、ペットを怪我から守るためのやわらかさ、お手入れのしやすさ、床に傷をつけないようにする耐久性などが特徴です。

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